カノエラナを推したいわけ

 

カノエラナ 

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「なぜ、この子は売れないんでしょうか」

って今思っている歌手ダントツ1番。曲のメロディーも良いし、歌詞も面白いし、歌もいいのになぜずっと売れ切らないんでしょうか...

 CM曲とかあってもいいと思うし、もっとメディアに出てくる機会があってもいいと思うんですけど...

 

 まず、カノエラナ について全く知らない人は、「カノエラナです。」「恋する地縛霊」「たのしいバストの数え歌」この3曲を聴いてほしい!

 

 筆者がカノエラナを知ったのは2016年発売の「恋する地縛霊」がリリースされたころだったような記憶がある。

 最初に「恋する地縛霊」を聴いたときに(中毒性とは違った意味の)一度聴いたら耳に残ってしまうようなメロディーと本音を言い方を変えることなく、ありのままに書いた歌詞にとても面白みを感じ、何度か聞いているうちにただのファンになっていた。

 そして、歌声もいいと思う。このメロディーにこの歌詞だと、ただ可愛い綺麗な歌声では負けてしまうから、カノエラナらしい可愛らしいけど、どこかトゲがあって、さらに伸びやかな歌い方はとても合っているように感じる。

 

 でも、やっぱり、この人のすごいところはメロディーにあると思う。歌詞がわかりやすくストレートに書いているため、歌詞に注目されやすい。だが、まっすぐなJポップのように聞こえて少し違ったことをやっていて聞きやすく捕まりやすい。そして中毒性的な耳の残り方じゃないので聴いていて飽きないし、ずっと曲が廃れていかないんだろうなあ、と思う。

 

 

 ここで、2月に出ていたアルバム「キョウカイセ」がとても良かったので少しその話をしようと思う。

 他のCDに入っていなかった曲を中心に、印象に残った曲を3曲筆者なりの感想を書いていこうと思う。

 

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 まず、最初に、「 サンビョウカン 」

 はじめのアカペラの歌いだしからの、ジャーンジャンッジャジャーン がいい。そこからの淡々としたメロディーと歌の後ろから追いかけてくるようなギターのフレーズの掛け合いが綺麗。そして、この落ち着きからのBメロが少しずつ圧力がかかってくるような駆けあがっていくような歌からの、サビがすごく気持ちがいい。なんでこんなに切なくなってしまうんだろう...

 後この後のDメロ(?)も本当にいい

白い吐息 流れる時間

これ以上ないくらいに君が好き

その瞬き 目線の先

誤魔化してもわかる君の好き

  これ!このモヤモヤが徐々に爆発していく感じがたまらない…この後のサビで爆発して失敗していくところが切なすぎて刺さってくる。

  あと、最後のサビの力の入り方がすごい。

君の顔が近づいた瞬間に

香るシャンプーにグッときて

 最後のここがめちゃくちゃ好きです……

 

 そろそろ次へ行きます、、

地縛霊に恋をした

 これはもうどう頑張っても歌詞が入ってきちゃう。普段、曲聴いても歌詞は音を出す媒体にしか聴こえなくて、メロディーしか入ってこない耳をしている私でも、歌詞が先に入ってくる。なかなかこういう経験がないので最初は驚いた。

 「恋する地縛霊」を知っている人はすぐにこの曲の違った視点からの続きだという事が分かるだろうと思う。どうしてもこの物語性の方がインパクトあるため、ここで書くのは少し躊躇ったが、この曲何回聴いても飽きない。ほんとに。歌詞に気になって聴き返しても飽きないようなメロディーになっているんだろうか…カノエくんやっぱりすごいなあ…

 この曲はこの辺で終わりにしようと思う。歌詞に関しては意見とか言いたくないけど、このお話の終わりには少し驚いた。ハッピーエンドでよかった。笑

 

 では、次は、「 嘘つき

 このアルバムの中で筆者が一番好きな曲。

ごめんね…

 この出だしからもう好き。ストリングスとギターのカッティングがいい具合に合っていて聴いていて気持ちがいい。

 Bメロのこの部分も焦りながらも追い込まれていって力をなくしていくような勢いが切ない

一瞬だけ時が止まって

針と糸で縫いつけられていく

噛み砕けない その言葉が滲んでいく

  同じBメロなのに歌詞の最初の行と最後の行とでここまでテンションが違うと引き込まれざるを得ない。

 サビは言わずもがな良いです。最後の「ごめんね…」で全部持っていかれる。

 この曲の最後に少し余韻が残る感じが素敵だなあ、と思う。

 

(このあとが「たのしいバストの数え歌」なのは笑った、さすがカノエくん。)

 

 メロディーの話ばかりしていたが、この上にカノエラナらしいはっきりとしているがどこか共感できる歌詞が乗るとまた面白く、他にはないカノエラナの曲が完成される。

 

 やっぱりもっとカノエくん売れるべきだと思う。いちファンとしてまた次回以降の曲も期待しています!!!

体調崩すけどライブ行きたかった私なりの対策法!

 今回は音楽から少し外れて、

全然普段元気なのにライブに行くと体調が悪くなるっていう人向けに私なりの対策自分用のメモ兼、似たような人がいれば参考程度に書きたいと思います!

 

 好きなアーティスト、バンドのライブにどうしても行きたいけど、体調悪くなっちゃうから行くのためらってる…

 席があるホールのライブとかならまだ大丈夫だけど、ライブハウスみたいな立ちっぱなしで人が多いのが辛い…

っていう人は結構いるんじゃないでしょうか…

 

 私も結構そうだった…何回かライブリタイアしたことも倒れかけたこともある…周りの人に申し訳なかった…

 でも、いまは昔よりはひどくなくなったので私なりの方法をメモ程度に書きたいと思います。

 

 

 まず、最初に私の状態から…

病気はなにも持ってないです。健康な方だと思う。うん。

 でも貧血(たぶん脳貧血)になりやすくて、春秋は毎年体調崩すし、気温が急に上がると体調崩して電車乗れなくなったりします、、

 気温の変化がダメだったり、酸欠になりやすい人なんかは参考になるかもしれないです。

(何の知識もなく言ってるので参考程度でお願いします)

 

 ライブハウスに行く時に私がしていることは、

①お昼は軽め

(できれば消化いいやつ)

 

②それ以降は食べない、

水分はしっかりとる

 

③ライブ中はウイダーかポカリ持っていってちょくちょく飲む

 

 だけ。(少ない)

 ライブ後はだいぶお腹空いた状態になるので、ライブ後か家に帰った後にガッツリ食べます。

 

 あと、ウイダーにすると、ライブハウスでもポッケに入れられるからオススメ!ポカリのペットボトルじゃないやつも!

 

 もし参考になる方いたらやってみてくださいー!

女王蜂「Q」最初の2曲感想おこしてみた!

女王蜂 『 Q 』

 

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 めっちゃ今更感というか、このアルバムが出てから記事を書くのが遅すぎたなあって少し後悔しているが、このアルバムについて書きたくなったので書いて見た。

 

※がっつりデスクレビューみたいな形で書く予定だったのだが、最初の2曲で力尽きたので短めです

 

 ”女王蜂”というバンド自体ほとんど何も知らず、バンドメンバーの人数も性別も知らない私だが、このアルバムがとんでもなく良かったので記事にしようと思う。

(ほんとに女王蜂について情報が全くないまま書いているので何か的外れなことを言っていたら申し訳ないです...)

 

 

 まず、1曲目の「アウトロダクション」

 最初に曲を再生するときに「アウトロ?」と思った人は多いのではないだろうか。そのタイトルの違和感からの、

帰れない道をずっと歩いて

誰かの腕にやさしく抱かれた

愛し愛されることは美しい

求めたものではなかったけれど

これ !!!めっちゃ掴まれた...。ピアノの3連符にボーカルの声がよく通っている。このピアノ、少し不思議な音の動き方をしているがそれがやけにハマる。

 音楽を聴くときに歌詞はあまり興味がないのでスルーすることが多いのだが、こんな歌い方されたら嫌でも入ってくる。よく聞いたら素敵な歌詞書いてんじゃん...

  そしてこの曲は1曲目と思えないほど展開が多く面白いのだが、個人的には特に、音が鳴りやんでストリングスのソロからの最後の展開が好きだ。ダメ押しみたいな最後のサビがあるかどうかで全然違ってくる。最後のサビはなくても良かったのだと思うのだが、この最後のサビがあることによってこのアルバムの方向性を提示づけたというか、あえて「アウトロダクション」というタイトルをつけた意図が伝わってくるようにも思う。

 

 そして2曲目「金星 feat.DAOKO」

 あ、この声…!と思ったらDAOKOだったんだね。アヴちゃんと声の高さとか出し方とかは全然違うけど、質が似ていていい組み合わせだと思う。

 最初のノリのいいリズムと手拍子。楽しい。

 あと、サビ前のアヴちゃんとDAOKOの掛け合い、言葉の畳みかけるように二人で歌いあげていくところが聞いていて上がる。そしてその勢いのままサビに入って

あぁ 言葉遊びはいいから 今夜二人夢を見ようよ

あぁ 届かなくてもいいから 明日に少し期待をしようよ

めっちゃいいよね。高音になるところの伸びやかな歌声すきです。良い。

 なんだか歌についてばっかり言っているような気がするが、この曲のいかにもダンスナンバーというような音の軽快さとメロディーは本当に素敵だと思う。でも、この曲は深く聴くよりノリで聞いたほうが楽しいのでこの辺にしておく。笑

 

 

 本当はもっといろんな曲について書く予定だったのだが、2曲でだいぶ書いてしまったのでこれで終わりにする。(おい)

3年ぶりにマカロニえんぴつ聴いたらめっちゃ良い曲作ってた。

 

マカロニえんぴつ

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このバンドは3年前くらいから知っていたのだが、最初のアルバム「アルデンテ」が良すぎて聴きすぎて飽きてしまってそこから3年間聴いていなかった。

 だが、最新アルバム「 CHOSHOKU 」が配信されていたので聴いてみたらこれがめちゃくちゃ良かった。

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 なんで今までの私はマカロニえんぴつチェックしていなかったんだろう…良いって知ってたはずなのに…

 あと、これからのバンドは配信していくことは大事だと思う。こういう私みたいな配信でしか聴かなくなってきてる人も最近増えているはずだし。(マカロニえんぴつは最初のアルバムと今回のアルバムしかApple Musicでは配信されていなかった)

 

 で、今回私が話したいのは音楽配信の話ではなく、このアルバム「 CHOSHOKU 」についてだ。

 

 私は最初のアルバム「 アルデンテ 」以降のマカロニえんぴつを全く知らないのでそれを前提に読んでほしい。

 

 中でも特に良かった 3曲 の話をしようと思う。

 

 まず、最初の曲「 ミスターブルースカイ 」めちゃめちゃ良いじゃん。この1曲でもうアルバム1枚聴く気になったし、ライブも見たいと思った。この曲一番最後に持ってきても映えそうな曲だなあ。

泣いているのは 君のせいじゃないから

ただ泣いて見たのは 夜のせいでいいかな

ブルースカイ 届いてない

いやー、これは良い。歌詞の考察は好きじゃないので飛ばすが、語感いいなあ。日本語の歌詞っていいなあ、って思わせられた。

ブルースカイ 届いてない

って1回聴いただけで歌いたくなってる

 

そしてその勢いのまま2曲目「 夏恋センセイション 」これは好きでしょ。邦ロック好きはみんな好きでしょ。スカダンしたくなっちゃう。

真夏 浴衣 君と花火

梅雨明け 冷房 セミの声

これは連続で何回も聴きたくなっちゃうやつ。これはきっと歌おうとして歌えないやつ。ボーカルの良さが前面に出てるなあ。

 あと、2回目のサビあとのCメロ(?)の雰囲気の変わり方が良い!急に一気にテンポ落としすぎるわけでもなくさらっと哀愁を漂わせながらサビに戻っていく感じ。日本人好きだよねこういうの。いいなあ。

 

この記事書くために歌詞調べるまでサビ

" 真夏で良かった君の隣、とりわけ #%$05& 君の声 " にきこえてた…ごめんなさい…(小声)

 

そして、9曲目の「 洗濯機と君とラヂオ

これが一番ふつうに良いって感じかな。個人的には最初のAメロが好き。普通っちゃ普通なんだけど、歌の合間のギター(?)の半音の動きが耳に残ってそれでまたメロディーがくるのが違和感で気持ちよくてしっくりきて良い。

 サビの良さは言わずもがな、という感じ。でも意外とこういうメロディー作れる人いないから凄いことなのかも。

 やっぱり2回目のサビあとのCメロ(?)いいなあ、テンポは変えないままだけどうまくテンションを変えててちょい切ない感じが上手いなあ。割と王道なメロディーで綺麗な曲に仕上がってる。うまいなあ。

 

 そして、最後に、だめ押しであと1曲。

 一番最後の 「 春の嵐 」 

これも紹介させてほしい。

 

 最初の入りはたぶんロック好きみんなが好きなギターのジャッジャッにボーカルアカペラ、みたいな。まあそれは普通に良いんだけど、途中に入るストリングスが…!良い…!!

 サビに入るストリングスの入り方も好きです…最近のJ-POPのいわゆるなストリングスの使い方じゃなくてギターリフ的な使い方するのは少し新鮮な感じだ。個人的にaikoのLove Letter の最初のストリングスの使い方がめちゃくちゃカッコいいと思っていて、雰囲気は全く違うがそれと似た何かを感じる。

 あと、2番になると歌のメロディーの後ろでギターが動いているのが少しダサくてクセになる。ダサいけどこれ良いんだよなぁ、ってやつ(褒め言葉)

 

 

 簡単に感想を言うと、本当に純粋に曲が上手くなったなあって感じた。マカロニえんぴつを聴いたのが3年ぶりだったということもあって、ずっと聴いている人とは違う感想になっているかもしれないが、なんで今まで聴いていなかったんだろうって少し後悔するレベルで良かった。

最近知ったKing Gnuというバンドがカッコよすぎた

 久々に開いて見たら、7月から全く更新していなかったので、また少しずつ書いていこうと思う

 

 バンドの数や有名度が高くなり、最近のダンスロックがどこまでお茶の間に浸透するのか、洋楽チックな邦ロックが流行り始めている、など最近の邦ロックの流れを話したいところでもあるが…

 

 最近は見つけたバンドがめちゃくちゃ良かったのでその話から。

 

King Gnu

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 とりあえず、カッコいいので聴いたことのない人は一度聴いてみてほしい

 まず、「Vinyl」という曲を聴いたらわかる。イカしてる。

 

 iTunesではオルタナティブのジャンルに入っていたが…このバンドのジャンルというより…オルタナティブってなんだっけ…

 様々な要素が入っていてこれといったジャンルは言えないが、ゴリラズのような暗さも持ちつつ、邦楽感の強いメロディーもあり、少しノリやすいテンポになったかと思えばしっとり聴かせる曲もあったり…

 こういう日本のアーティストで邦楽かつブラックな音楽をやる人、いそうでいなかったんじゃないだろうか。この人たちは今の邦ロックや流行りなんて知らないんじゃないだろうか。

 一言で言うとカッコイイ。万人受けする音楽かは分からないが、ハマる人はガッツリハマる音楽であると思う。

 

 音楽がカッコイイのはもちろんだが、MVなんかのビジュアルの格好良さも良い。尖ってるなあ…なんて思うが、尖ってるのが似合ってしまうんだからとことん尖ってほしい。

 個人的には、何かのメディアやファンの層に依存せずにずっと尖ったまま発信し続けていてほしい。もう正直、個人のTwitterもやらないくらいの勢いで尖ってほしい。

 

 King Gnuの過去のインタビュー記事を読むと、作曲をしている常田さんがクラシック、ジャズ、ヒップホップ、ロック、など様々な音楽に精通しているらしい。

  日本人なら特に、ロック好きにもクラシック好きにも聴ける音楽ではないのだろうか。

 

 そして、数曲に入っているストリングスの音も耳に残る。

 何かのインタビュー記事で読んだが、最近の"ストリングス入れといたら感動するだろ"という曲に違和感を感じているらしくこのような使い方をしているのだとか…

 King Gnuの改名前であるバンドSrv.Vinciの時のアルバムに入っていた曲「Heroine」なんかはpizzで始まっているように聞こえる(耳で聞く限りなので憶測でしかないが)…いいな…カッコいいな…

 

 さいごに、

最近の"踊れるロック"や"洋楽チックな邦楽"が流行っているような音楽シーンを抜きにしても、ここ数年の中でかなり異端なバンドになるのではないだろうか。

 まだ曲数もそんなに多くないため今後どうなっていくかただの一人のファンとして楽しみである。 

 

バンドの曲にストリングスを使うべき!と思った私の理由

 

 唐突だが、

 最近、フォールアウトボーイにハマった。

 

 まだ聴き始めたばかりであまり知らないが、なかでもThe Phoenix が良い。

最初のストリングスの ジャガジャッジャッとした音が気持ちいい。

 

 ここで思ったのだが、最近の日本のバンドは、バンド編成でできるもの以外の音を入れないことが多い。ライブでその音を再現できないから使わない、というバンドもまだ多い。

 

  また、使っていたとしても、

ストリングス = 優しい音、バラード用

といった使い方が多く感じる。

 

 だが、ストリングスほど鋭く尖った音を出せる楽器はないと思う。

 ギターもベースもドラムも音の質によっては耳に残る音を出すこともできると思うが、密度の高い鋭い尖った音は出せない。

 バンドのギターベースドラム編成では、ピック、指、スティック、でしか音を表現できないのでそれはしょうがないと思う。

 

 だが、ストリングスの場合弓を使って弾くため、音のバリエーションが増え、他の楽器では表現できない音ができる。

 

 フォールアウトボーイの The Phoenix を聴いた時に強くそれを感じた。

 

 日本のアーティスト、特にバンドなんかでも、もっとストリングスを使っていけば新しい音が広がっていくような気がした。浅はかな理由ではあるが、だから、もっとストリングスを使っていくべきだと思う。

 

 

(正直言うと、尖ったストリングスの音ををバンドの曲として聴きたい、という個人的な願望のだが…)

ドラマチックアラスカ やっぱり良かった。

 

 

もともと知っていたが、ここ1ヶ月でさらにハマったバンドがいる。 

 

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ドラマチックアラスカ

 

CDは持っておらず、Applemusicでなんとなく聴いていた程度だった。

 

 

3月の頭、お茶の水のヴィレバンでインストアライブがあり、ちょうど時間も空いていたので行って見た。

 

正直、アコースティック編成だったため、音源との雰囲気の違いに笑ってしまいそうになったが、Vo.ヒジカタさんの伸びやかな歌声に引き込まれていった。

アコースティックの柔らかい音の中に、独特の力を抜きつつ、歌い上げるような少し癖のある歌。少し違和感を感じつつ音を鳴らすギターリフ。ドラマチックアラスカ独特のメロディーの雰囲気。

 

(関係ないが、アコースティック編成だとギターリフに違和感を覚えるのはなぜだろうか…)

 

 普段、音源しか聞いてなかった私からすれば違う曲のようにも聴こえたが(TEPPENとかほんとに違う曲だった笑)、妙にマッチしていてアコースティックの良さを改めて感じた。

 

 

ドラマチックアラスカの曲はどの曲も同じように聞こえる、という人もいるかもしれない。

 

実際、わたしは最初ドラマチックアラスカを知った時はそう感じた。

これは悪い意味に言っているわけではない。

 

例えば、

aikoの曲はどの曲も同じに感じる」

と言う人は多い。違う曲なのはわかっているが、雰囲気が全て同じに感じてしまう、ということだ。

だが、aikoは誰もが一度は聴いたことのあるような紅白にも何年も連続出場しているような(最近はちょっと違うが…)歌手であり、シンガーソングライターである。

そこにはaikoの音楽観が多くの人に認められていて、aiko独自の曲として世に広まっていく曲のパワーがあるからだろう。

 

aikoっぽい曲はなんとなく想像ついても、aikoっぽい歌手が出てこないのは、彼女が他の人にはできないような独自の音楽観をもっているからだ。そこから良くも悪くもaikoの曲は

「どの曲も同じに感じる」

と言われるのだろう。

 

 

… だいぶ話が逸れたが、

私が言いたかったのは、ドラマチックアラスカはこの可能性を秘めているんじゃないかと思ったのだ。

無知の状態でドラマチックアラスカの曲をざっと一通り聴くとどれも同じように感じると思う。と、同時に似たようなバンドがいないのにも気づく。

 

先日、とある企画のライブでドラマチックアラスカのライブを観れる機会があった。

順番は最初でも最後でもなく、後半の真ん中。会場は疲れ切った雰囲気が立ち込め、

(少しでも座って休みたい…)

という感じだった。

 

だが、ドラマチックアラスカが音を鳴らし始めた途端、空気がガラッと変わり、疲れ切っていたはずの観客達が一斉に飛び跳ねはじめた。

ドラマチックアラスカの普通のライブを観たのは初めてだったが、これこそ音楽の力だ、と感じた。

 

先ほど言っていた、ドラマチックアラスカの独特のメロディーがライブハウス全体に響き渡り、ひとりひとりに届いていた。

アップテンポの曲はもちろん、テンポの遅い曲でも響いているのが伝わってきた。

 

観客の形は踊っていたり、揺れていたり、と人それぞれだが、どこか突き刺さってくる音楽に動かされていたんだろう。

 

 

このライブを見て、ドラマチックアラスカには今のファンだけでなく、もっと広がっていってもいい気がした。

いつか、小さなライブハウスだけでなく、大きな会場でライブが見たい。そう思わせてくれるバンドだった。