aikoの「May Dream」改めて聴いたら切なすぎた(前半)

aikoMay Dream

 

最近は、今年の6月に発売されたばかりである「湿った夏の始まり」ばかり聴いていたが、久々に2016年発売の「May Dream」を聴いてみたら切なすぎて余計にめちゃくちゃ良かったのでこのアルバムについて書いていこうと思う。この私の感覚に少しでも共感してくれる人がいたら嬉しい。(切実に…)

 

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湿った夏の始まり」を聴いてから少し幸せな気分になってから、この「May Dream」を聴くのオススメ。切なさ倍増。

うわっうわ、うわあああ!ってなる。(語彙力)

 

 ちょっと一気に書くのは厳しかったので、前半と書いたが最初の3曲の

1曲目  何時何分

2曲目  私の向こう

3曲目  冷凍便

 この3つについて細かく感想書いていく

 

 まず最初のこの曲から〜

 ① 何時何分

飴ちゃんあったら嬉しいな

がさごそ探るカバンの中

掴んでみたらゴミ屑と 偶然見つけたあの指輪

あぁこんなところにあったのか お前こんな所にいたのか

一緒にいなくなったんだと ずっと思ってたんだよ

 ここの切ない歌い方がもうなんとも言えない。耳の横で歌ってるような歌い方。こんな歌い方されて引き込まれないわけがない。

 そしてその後のピアノ(?)の繰り返しのリズムが寂しい音で苦しい。早く次に行きたいけど、まだ無理いけないっていう苦しさ。

 そのまま感情が動きを見せないままAメロが終わっていって…Bメロでだんだん顔を出してきた苦しさが見えてきて

言いたいことがあったのに

どうして言えなくなってしまったの

 だんだんだんだん……

さようなら さようなら

また今度 さようなら

 切ない。明るくは歌ってるのに明るくなりきれなくて、逆にそれがすごく切ない。

何時何分何曜日 空はとても晴れている

 ここ一番好きなフレーズ。

 そしてまた、冒頭のリズムの繰り返しでさらにまた切なくさせる。

 そしてそのまま2番へ…

 同じメロディーとフレーズのはずなのに最近のaikoのかく歌詞は2番が具体的で色々引っかかる部分があってまた全然違って聴こえてくる。歌詞は解釈の違いとかが人によってあるから、あんまり話したくないのだが、

そんなことあったらいいな

そんなはずあるわけないな

だからこの時間はきらい

重たい静けさに食べられる

 このモヤっとしつつ、どこかで突き落とされてる気分になるひっかかる歌詞。こんな歌詞が色んなところにがちらばってるからチクチク刺さってまた1番とは違った音楽が聴こえてくる。

 最後にこの2回同じことを歌う切なさ。なんとも言えない。

何時何分何曜日 空はとても晴れている

何時何分何曜日 空はとても晴れている

 

② あたしの向こう

 最初のピアノの明るいリズムや疾走感といい、このアルバムの中で唯一の明るい曲に思えるが、

(サビ)

さよならなのは わかっていたけれど

知らないままで あがいてみたんだ

 全然明るくない。むしろ明るい曲調のせいでぐっと切なさが後から追ってくる。

 最初からもう一度考えると、明るい楽器の音をパタッと遮っての歌い出しがもう暗い。深い。

これは ついさっきの話

いいえ ずっと昔の事

この辺から少し楽器の音が楽しくなってきて、サビに来た瞬間また、パタッと楽器の音が止み、歌だけの瞬間が出てくる。明るい曲調ではありつつも部分部分で切なさをギュッと感じさせられる。

 この曲のね、個人的に好きなポイントはやっぱりCメロ。やっぱり良い曲はCメロの深みが素晴らしいと思う(超個人的意見)。

 少し向こうに行った気持ちを呼んだけど

どうにもならないね もうキスはできないね

 これは他とは全然違うメロディーではないし、意外と後ろ向きな部分ではなく、このCメロを持って最後のサビまで突っ切るような部分になっていると思う。これだけ明るくて勢いも持っているのにどうしてここまで切なさを感じてしまうんだろう。aiko切なさのカタマリで怖い。

 (最後にひとつ言うと、本当に最後のピアノの音の切なさに気付くと半端じゃない。)

 

③ 冷凍便

 まず最初の綺麗な弾むような前奏から、ピアノの細かい音からホロホロっと零れ落ちていくような可愛い前奏。その後パッと音が止まり、

自分の汚いものを見て

自分の愛おしい色を見て

自分の過去のページを消して

毎日最終駅に着いて

 最初から強い言葉の並びで印象が強い。そして、歌としてのメロディーよりも歌詞を話したくてしょうがないって気持ちがぐっと前に出ているように聴こえる。(ちゃんとaikoらしいメロディーはあってめっちゃ難しいのもわかるのだが…)

毎日最終駅に着いて

うっかり眠った雑音の中

うわずった声が思わずでて

それがすごく恥ずかしかって

知らないふりして走って逃げた

 パラララッパパーラララ〜〜

 このピアノのリフ(?)が!めっちゃいいですよね…!走ってスキップして少しこけて、また走り出すような可愛い感じが軽く表現されてて聴いてて楽しい。

 あなたが宅急便で送った

(ダッダッダッダッ ダッダッダッダッ)

(↑ちょっと違う)

 ここから雰囲気が少しずつ変わって、その辺を一人で自由に飛び跳ねてるイメージから、前を向いて歩き始めたような印象がある。何も見えない先に向かって歩き始めて、ここから光が見えると思っていると…

早く家に帰ったらなんか

どうしていいかわからなくなる

〜〜〜

床に落ちた長い髪の毛を見るたびに軽くため息を吐いた

 暗い。どうしていいかわからなくなる。やっと前を向いた先も暗くて何にもない時のどうしょうもなさをうまく音楽を使って表してる。歌詞がなかったとしてもこの薄暗くてじめっとした感じが伝わってくる。やっぱり明るくはなりきれなかったのか…。

 2番も終わって、さいごにCメロ

私の心は真っ青でもう何も出てこないんだ

だけど あなたのことは好き それだけは本当

 なんて言っていいか分からないけど、いちばんaikoらしいメロディーでとっても明るいメロディーなのに切ない。切なさギュッと詰め込んで明るいメロディーに乗っけたみたいな。ちょっと笑顔になるけど、それはそれで切ない。

 でもやっぱり家に帰ったらどうしていいか分からなくなってる。うわ、切ない。

 もうこんな髪もいらないから

切ってしまおうよ

 すき。切ない。

 

 次の「もっと」まで書きたかったが、ここまで長く書きすぎた上に「もっと」は本当に簡単に書ききれないくらいやばい曲だと思うので、また今度に…

 

 とりあえず、ここまで!