King Gnu「Sympa」感想というより独り言

 King Gnu のセカンドアルバム「Sympa」が発売された。

 私がこんなブログを書く必要もないくらい評価されまくってる。なんだこれ。というか、土曜10時のドラマ主題歌とか、雑誌の表紙とかなんなの、突然アイドルになったの…?

 だからわざわざ書かなくてもまあいっか、って思ったものの、やっぱりいいもんは自分の感想を言葉で表しておきたいからやっぱり書こう。

 基本的にいつも自己満のために書いているけど今回は本当に誰の目にも止まらない気がするから本当に自己満で書いていく。よって文体めちゃくちゃ。何でもいい人だけ、暇な人だけ読んでほしい。

 

 「なにこれ」

 「思ってたのと違う」

 

 一番率直な感想。こんなクラシカルでポップでキャッチ―でダークなアルバムだと思ってなかった。だって前のアルバムと全然テイスト違うんだもん。いろんな要素が詰め込まれすぎてマニアックな趣味持ってる人は個人個人思い当たる節があるんじゃないだろうか。

 ちなみに私は、ストリングスの恐ろしい部分とシンセを中心に色んな楽器と絡まってる音がなんともいえないどす黒さでド直球に刺さってきて好き。途中のインストがかっこよすぎる。こんなん待ってた。良く作ってくれた。拍手。もしかしてこれチェロ常田さん弾いていたりするんだろうか、、才能溢れまくってて怖い。

 このアルバムは「みんなでいいねいいね」って話すより、「俺はここ、私はここ」って人によって全然違う聞き方できいたほうが楽しいと思う。だって超作りこまれてるんだもん。一人でこういう聞き方しても、いろんなところを聞き逃してもったいないことしてる気がする。あんなに才能ある人たちが集まってるのが憎い。

 

 これからの音楽って、みんながTVを見てた頃みたいな極端なバズりがない限り、こういう聴き方がメジャーになっていくのかもな…

 

 本当に想像以上というか、全然違う角度からぶっ飛んでこられてひっくり返ってしまった。ちょっとまず、耳が足りないからインストだけの音源も出してほしい。あの絶妙な格好良さと聴きやすい音はなんなんだろう。

 

 例えば、「Bedtown」のタイトルと言い、初っ端からの絶妙なダサさも、この音楽センスがあるからやってのけてしまうんだろうな。同じ曲でも他のバンドがやったらめちゃくちゃダサくなりそう。だってベットタウンだよ、ダサいじゃん。(住んでる人ごめんなさい)

 いや、この曲だけじゃなくて全体的にダサくて…。常田さんはもっとかっこいいだけの尖りまくった音楽も作れるんだろうけど、このダサい部分を尖らせまくってなんかかっこよくなっちゃうのがKIng Gnuのすごい部分というか、誰にもできない特異性なんだろうなと思う。ストレートにダサいところついてくるから気持ちいいというか、どこかで安心してるところもあるのかもしれない。だからまた聞いちゃうんだよなあ。

 

 個人的には、最後の「The hole」からの「SympaⅣ」がめちゃくちゃ好きです。もうこの辺超クラシックじゃん、元ネタ何?って聞きたい。

 

 

 あと前のアルバムから圧倒的に違うのが、井口さんめちゃくちゃ歌うまくなってる。もともとうまいのはわかってるんだけど、より一つの楽器的になったような感じがする。KIng Gnuの音的になってる。えっぐいうまいなあ、、

 でも常田さんの歌い方がすべて吹っ飛ばしちゃうくらいかっこいいんだよな、、、ごめん井口さん、、笑

 

 一気に売れていってしまうのは少し寂しい気がしないでもないが、こういう音楽を作り続けている限り私は聴いてしまうんだと思う。「King gnu 昔聴いてたんだけど、飽きちゃったんだよね〜」って言えたらカッコいい気はするけど、この人耳悪くなったんかな?って思えるから、まだまだしばらくファンでいる気がする。

 

 これからもking gnuにしか出せない音楽、また、これを聴いて反応した音楽がどんどん出てくるのではないかと個人的に思ってる。いや、どんどんでてきてほしい。

 どこでも言われていることだが、King gnuによって、これからの日本の音楽シーンが少しずつ変わっている気がする。